鹿部駅は道南有数の温泉郷として知られる鹿部温泉の玄関口。1929年に大沼駅と鹿部駅(現在の温泉街付近)を結ぶ私鉄「大沼電鉄」の終着駅として開業したが、1945年5月31日に廃止され、その翌日に函館本線砂原支線の新「鹿部駅」として現在地へ移転した。1948年に大沼電鉄(新銚子口駅−鹿部温泉駅)の再開後は駅名を「鷹待」に改称したが、1952年に大沼電鉄廃止によって、1956年に駅名を再び「鹿部」に戻した。
地名はアイヌ語の「シカペ」(アホウドリ)に由来するもの。鹿部駅から鹿部中心街までは約8km離れているため、駅前から鹿部出張所行きの函館バスが列車に接続して運行されている。 |
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Honbetsu, Shikabe Town
茅部郡鹿部町本別 |
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Hours:
First train - Last train |
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Services:
- 待合室 (無人駅) |
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Shikabe Station
駅前から函館バス鹿部営業所行きの路線バスが接続。 |
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Shikabe Station
鹿部駅に停車中の臨時列車「大沼・流山温泉バーベキュー号」。 |
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現在の鹿部駅は函館本線砂原支線の開業によるルート変更によって1945年に移転開業したという歴史的経緯から、鹿部町中心部や温泉郷までは約8km離れている。
鹿部駅前から海岸にかけての森にはかつて広大な別荘地が造成され、温泉ホテルやゴルフ場なども開かれた。しかし、実際に別荘地として分譲された面積は全体の3分の1程度で、残りの分譲予定地は区画のみが森の中に残る。 |
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鹿部温泉への交通アクセス
鹿部温泉は函館本線鹿部駅から大きく離れた太平洋岸の市街地に立地しているため、鹿部駅前から函館バス「鹿部出張所」 行きに乗車して訪れる方法が一般的。朝夕は列車との接続が考慮されているが、昼間はバスが運行されていないので、列車とバスを利用して訪れる場合には工夫が必要だ。
函館駅前からは大沼公園を経由して鹿部出張所に至る路線バスが1日3往復運行されているので、このバスを組み合わせて利用すると便利。鹿部出張所はバス待合所が設置されているものの、路線別のバス停は特に設置されていないので、目的地へのバスが来たら乗車しよう。 |
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In front of Shikabe Station
鹿部駅前。 |
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Central Shikabe
鹿部町中心部。 |
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IHakodate Bus Shikabe Shutchojo
函館バス鹿部出張所。 |
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Shikabe Onsen "Kamenoyu"
鹿部温泉「亀の湯」。 |
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Shikabe Onsen "Shika-no-yu"
鹿部温泉「鹿の湯」。 |
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