落部(おちとしべ)駅は八雲町落部地区にある簡易委託駅。1903年の鉄道開通時は地元住民による停車場設置の反対運動が起こったため、旧落部村には鉄道の駅が設けられなかった。後に駅の必要性が認識され、落部駅が開業したのは1911年のことである。駅の構内が大きくカーブしているが、これは野田生−石倉間の線路改良工事によって、1945年10月に駅が国道側から現在地へ移転したことによるものらしい。
地名はアイヌ語の「オ・テシ・ウン・ペッ」(川尻にやなのあるところ)に由来するもの。かつてこの付近はアイヌのサケ漁地で、よくヤナをかけたところだという。 |
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Otoshibe, Yakumo Town
二海郡八雲町落部 |
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Hours:
7:30 am - 2:00 pm |
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Services:
- 駅窓口 (簡易委託駅) |
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View Larger Map
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Otoshibe Station
落部駅に到着する長万部行き普通列車。写真右手に3番線がある。 |
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Ticket window
駅窓口。函館−長万部間で唯一の簡易委託駅。 |
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Waiting room
ベンチが並ぶ駅待合室。 |
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Otoshibe Control Office
長万部保線所落部保線管理室。 |
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落部(おとしべ)地区は1957年に旧八雲町と合併するまで落部村の中心部だった地域。国道から落部漁港にかけて港町が形成されており、人口は比較的多い。鉄道開通以前は宿場町としても機能しており、鉄道開業時には旅行者が落部村を素通りし、村の繁栄が損なわれると言う意向から、落部停車場の開設反対運動が起こったという。落部地区から約8kmの山あいには銀婚湯温泉や上の湯温泉という、八雲町を代表する温泉が点在しているが、落部からの路線バスは現在運行されていない。ただし、宿泊利用時は落部駅から送迎がある。 |
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Otoshibe Park
落部公園。 |
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Around Otoshibe Station
落部地区のそば畑。 |
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Otoshibe Park
落部公園から眺める内浦湾。 |
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